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マウスピース型矯正装置の型取りに便利な口腔内スキャナーiTero

2021年6月21日

皆さんこんにちは。

しずくいし歯科医院です。

マウスピース矯正では、透明なマウスピースを使用するため、矯正治療中であることに気付かれにくいです。

装着感も良好で、快適に歯並びの治療を進めることができます。

そんなマウスピース矯正は、型取りもストレスが少ないのをご存知でしょうか？

今回はそんなマウスピース矯正の型取りで用いられる口腔内スキャナーについてかんたんに解説します。

マウスピース矯正では、従来の不快な型取りが不要となっています。

iTero（アイテロ）と呼ばれる専用の口腔内スキャナーを用いるため、シリコーン印象材をお口の中いっぱいに填入する必要がないのです。

これはシリコーン印象材の独特な臭気や填入した際の不快感が苦手な方にとって、極めて大きなメリットといえます。

iTero（アイテロ）による型取りは、小型の口腔内スキャナーをお口の中にかざすだけで必要な情報が得られます。

歯列全体のスキャンには10分程度かかりますが、特別な材料を使うこともなく、快適に型取りを終えることができます。

iTero（アイテロ）で得られた情報は、即座に利用可能なデータへと変換できます。

口腔内スキャンによって得られた精密なデータを治療のシミュレーションや計画の立案に活用します。

実は、マウスピース矯正を行っている歯科医院すべてがiTero（アイテロ）を利用しているわけではありません。

マウスピース矯正においても従来の型取りを行っている歯科医院はまだまだ多いです。

そうした従来法では、型取りによって製作した模型をアメリカへ送らなければならないため、マウスピースの製作にかかる期間は2週間ほど長くなります。

iTero（アイテロ）を使用できる当院であれば、より早く患者さんのもとへマウスピースをお届けできます。

このように、マウスピース矯正専用の口腔内スキャナー「iTero（アイテロ）」は非常に便利な装置です。

患者さんの心身にかかる負担をさらに軽減することができます。