歯の豆知識
よく耳にする「予防歯科」って何のこと?
2023年10月3日
皆さんこんにちは。
しずくいし歯科医院です。
テレビのCMなどで「予防歯科」という言葉を聞いたことはありませんか?
歯医者のホームページなどを見ていても、「予防が大切」など「予防」が目につくことがあるかと思います。
「予防」という言葉は、一般的には「悪い事態にならないように防ぐこと」という意味があります。歯やお口に関する「予防」は、具体的にはどういうことなのか、詳しくご説明いたします。
歯科医療の分野で「予防」というと、「健康的なお口の状態を維持すること」をいいます。一度も虫歯や歯周病になったことがない人はもちろん、歯科疾患の治療を終えて健康な状態になった方の再発を防ぐという意味でも「予防」という言葉を使います。
虫歯や歯周病は、再発率の高い病気です。細菌感染によって起こるので、虫歯や歯周病の原因菌がお口の中に残って増殖しやすい環境のままでは、また症状が出てきてしまうのです。
虫歯治療の際に削って詰め物・被せ物をすると、歯との境目から細菌が入り込み、詰め物・被せ物の下で再び虫歯になってしまうことがあります。これを「二次カリエス」といい、表面からは見えにくいために気づいたときにはかなり進行しているケースも少なくありません。
歯周病の場合は、一度かかると細菌が潜みやすい歯周ポケットが深くなります。お口の環境を改善しないと、歯周ポケットで細菌が増殖してまた歯周病になってしまうということをくり返してしまいます。
歯科疾患を予防するためには、お口の中の細菌をコントロールして衛生的な環境を保つことが大切です。
虫歯や歯周病の原因菌を含む細菌はお口の中で「バイオフィルム」というネバネバする膜を作ります。このバイオフィルムは時間が経つと硬くなって歯にこびりつき、歯石となってしまいます。こうなると、ご自身で行う歯磨きでは落とすことが難しくなります。
歯石になる前、さらにバイオフィルムを作る前に、お口の形や環境に合わせたブラッシングや歯科医院でのクリーニングで細菌の増殖を抑えるようにしましょう。
以前は「歯が痛くなったら歯医者に行く」という考えが一般的でしたが、最近では「病気になる前に予防のために行く」という考えが浸透し始めています。
箕面市のしずくいし歯科医院は、特に予防に力を入れています。現在お口が健康な方はキープできるように、治療を終えた方はまたお口の環境が悪くならないように、定期的な検診によってサポートいたします。ぜひご相談ください。
医院名 | しずくいし歯科医院 |
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院長 | 雫石 毅 |
所在地 | 〒562-0001大阪府箕面市箕面6-9-6 箕面しずくビル1F |
電話番号 | 072-724-8341 |
URL | https://www.8341shizuku.com/ |
業務内容 | 歯科・小児歯科・矯正歯科・ホワイトニング・予防治療・歯周病治療・口腔外科・インプラント・義歯治療 |
説明 | 阪急箕面線「箕面駅」より徒歩5分、土曜も診療している歯医者【しずくいし歯科医院】です。当院では、安心して治療を受けていただくのはもちろん、リラックスしていただけるように、院内環境にリラクゼーション要素も取り入れ、「癒し」をテーマに患者の皆さまにとって居心地の良い医院作りを目指しています。 |