歯の豆知識
毎日の歯磨き、きちんとできていますか?
2022年9月1日
皆さんこんにちは。
しずくいし歯科医院です。
むし歯や歯周病は、一度かかってしまうと自然治癒が難しい病気です。
治療が完了したとしても、むし歯で失ってしまった部分の歯は詰め物などで補っているだけで元には戻らず、歯周病で弱ってしまった歯ぐきが元気な状態に戻るには時間がかかります。
お口の健康を維持するには、病気にかからないように予防することが大切です。そのためには、ご自宅で行う歯磨きがきちんとできているかを確認してみましょう。
歯の健康のためには、2つの予防ケアが必要だと考えます。
1つは歯科医院でプロ(歯科医師や歯科衛生士)の手による「プロケア」。もう1つは、ご自身で行う「セルフケア」。
一般的には、プロケアは3~4ヶ月に1回程度の通院によって行われます。そのため、1年に3~4回ですが、セルフケアは1年に365日できる予防ケアです。回数でいえば圧倒的にセルフケアの比重が大きいので、きちんとセルフケアができていると効果的な予防につながるといえます。
歯磨きの際に、基本的なブラッシング方法をお伝えします。
歯と歯ぐきの間にある溝は歯周病菌が潜む歯垢がたまりやすく、「歯周ポケット」とよばれます。歯周ポケットを意識して、ここの汚れをきれいに取り除くようにしましょう。
歯ブラシの持ち方は、鉛筆を持つように軽く持ちます。歯ぐきに対して歯ブラシの毛先を45°くらいの角度であてて、歯を1本ずつ丁寧に磨きます。5mmくらいの幅で細かく動かして、力を入れすぎないようにしましょう。
はじめのうちは、歯周ポケットにしっかりと歯ブラシの毛先があたっているか鏡で確認してみてください。毛先が細い方が、歯周ポケットの奥まで磨きやすいです。
ブラッシングは基本的に食後がおすすめですが、忘れてはいけないのは夜の寝る前。就寝中は唾液の分泌が減り、お口の中の細菌が増殖しやすくなります。寝る前に、お口の中をきれいにして、病気の原因にもなる細菌の増殖を防ぎましょう。
毎日歯磨きをがんばっても、セルフケアだけでは落としきれない汚れが存在します。バイオフィルムや歯石など落としにくい汚れを除去するために、定期的に歯科医院でクリーニングをしましょう。
歯科医院では専門的な機器を使って、お口の中を徹底的にきれいにできます。むし歯や歯周病の早期発見のためのチェックも行うので、お口に異常があってもすぐに対応できます。
また、歯の生え方やお口の状態はお一人お一人で異なるので、プロの視点から予防により効果的なブラッシング方法も教えてもらえます。
しずくいし歯科医院では、定期検診の方に「歯ぐきマッサージ体験」をご提供しています。ご自身の歯磨きはもちろん、歯科医院でのプロケアも活用してお口の健康を守りましょう。
医院名 | しずくいし歯科医院 |
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院長 | 雫石 毅 |
所在地 | 〒562-0001大阪府箕面市箕面6-9-6 箕面しずくビル1F |
電話番号 | 072-724-8341 |
URL | https://www.8341shizuku.com/ |
業務内容 | 歯科・小児歯科・矯正歯科・ホワイトニング・予防治療・歯周病治療・口腔外科・インプラント・義歯治療 |
説明 | 阪急箕面線「箕面駅」より徒歩5分、土曜も診療している歯医者【しずくいし歯科医院】です。当院では、安心して治療を受けていただくのはもちろん、リラックスしていただけるように、院内環境にリラクゼーション要素も取り入れ、「癒し」をテーマに患者の皆さまにとって居心地の良い医院作りを目指しています。 |