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その身体の不調は「かみ合わせ」が原因かもしれません

2022年6月30日

皆さんこんにちは。
しずくいし歯科医院です。

日常生活に支障がなければ、かみ合わせについてあまり意識したことがないという人が多いでしょう。
普通に食べられて、問題なく会話ができれば、それほど気にならないかもしれません。
 
しかし、実はかみ合わせは全身の健康にも影響を及ぼす重要な問題です。知らず知らずのうちに、身体になんらかの悪影響が起こっている可能性があります。

上下の歯を合わせたときに、歯と歯がどのように触れるかというのが「かみ合わせ」です。
かみ合わせのバランスが悪いと、お口の汚れや細菌がたまりやすくなります。すると、むし歯・歯周病が起こりやすくなります。さらに、噛んだときに歯にかかる力が均等にならず、顎の一部の負担が大きくなることから、顎関節症になる可能性が高くなります。

 
また、頭痛・肩こりの要因の1つでもあり、ほかにも腰が痛くなったり、身体がゆがみやすくなったりします。耳鳴りやめまい、目のかすみ、鼻づまりが起こることもあります。

歯からは遠い部分に痛みなどの症状が出ると、普通の人はかみ合わせが原因だとは気づかないでしょう。しかし、歯のバランスが崩れると、頭部から首の筋肉が調整しようと傾き、それに伴って肩や腰も補おうと負担が大きくなるために、全身に影響が及んでしまうのです。

かみ合わせは、遺伝する骨格によって悪くなってしまう先天的な原因が挙げられます。

また、もともとはきれいなかみ合わせだったとしても、指しゃぶりや口呼吸、爪を噛む癖などの後天的な原因によって乱れてしまうケースも多くみられます。
 
ほかにも、むし歯の治療や歯の損失によってバランスを崩すことがあります。
歯が欠けたり、失ってしまったりした場合、周囲の歯が空いてしまっている部分を補おうと動くことがあり、かみ合わせが悪くなります。

もし指しゃぶりや口呼吸、爪を噛む癖などがある場合は、やめるようにしましょう。口呼吸をやめるための舌の筋肉のトレーニングもあるので、お困りの方はご相談ください。

 
また、全身の左右のバランスをとるように意識すると、かみ合わせが整うことがあります。座っているときにヒジをついたり、足を組んだりすることは、左右バランスの乱れにつながります。姿勢よく生活するようにしましょう。
食事のときに、どちらか片方の歯だけで噛むようなこともやめて、歯全体を使って食べるようにしてください。

ご自身のかみ合わせを調べたい場合は、歯科検診の際にお尋ねください。
しずくいし歯科医院では、かみ合わせの状態を調べ、治療が必要な場合は適切な治療方法をご案内いたします。
長年お悩みだった肩こりが解消されるケースもあるので、お気軽にご相談ください。