コラム｜箕面で人気の歯医者、歯科をお探しの方は【しずくいし歯科医院】まで

口腔外バキュームで飛沫感染を防ぎます

2021年11月15日

皆さんこんにちは。

しずくいし歯科医院です。

歯科治療中には、エアロゾルと呼ばれる霧状の汚染物質が周囲に飛散します。

エアロゾルは、唾液、血液、分泌物、切削片、歯磨剤、回転器具の冷却水などによって構成されており、感染のリスクがあるものとして扱わなければなりません。

そこで当院では、そうしたエアロゾルを吸引し、飛沫による感染を防ぐために「口腔外バキューム」という装置を設置しております。

口腔外バキュームは、診療室の各チェアーサイドに設置されている大型の掃除機のような装置です。

電源を入れるととても大きな音を立てるので、驚かれる方もいらっしゃいますが、エアロゾルのような感染性の物質を吸引する上で非常に役立つものなので、ご了承ください。

一般の歯科医院では、どこも口腔内バキュームを使用していることかと思います。

歯を削る際に、お口の中に挿入する吸引器ですね。

あれは、治療を受けている患者さんが、切削片などを飲み込まないよう使用するものであり、周囲に飛散するエアロゾルにはあまり効果がありません。

ですから、院内感染対策に万全を期すのであれば、口腔内バキュームに加え、口腔外バキュームも併用することが望ましいのです。

口腔外バキュームはとても有用な装置ですが、それでも吸引しきれない粉塵等もでてきます。

それらが空気中に浮遊していると、感染のリスクが高まるため、当院ではエアロシステムによって清浄化しております。

エアロシステムとは大型の空気清浄機で、さまざまな病院などの医療施設に導入されています。

強力な集塵・清浄能力が期待でき、新型コロナウイルス感染症対策としても有効です。

このように、しずくいし歯科医院は一般的な院内感染対策に加え、口腔外バキュームやエアロシステムを導入することで、感染症対策に万全を期しております。

コロナ禍で院内感染が怖く、なかなか歯科を受診できないという方も安心してご来院いただけます。