歯の豆知識
初期の虫歯も発見しやすい「ダイアグノデント」
2021年9月15日
皆さんこんにちは。
しずくいし歯科医院です。
発生して間もない虫歯は歯の表面に穴が開いていないため、発見するのがなかなか難しいです。
当然、痛みも生じておらず、患者さんが自覚するのも困難といえます。
そんな初期の虫歯でもダイアグノデントと呼ばれる器械を使うことで見逃さずに発見することが可能となります。
◎初期の虫歯の特徴
発生して間もない虫歯は、専門的に「初期う蝕(しょきうしょく)」といいます。
歯の表面に“白いシミ”が生じるのが特徴で、一見するとプラークが付着しているように見えます。
実際は、歯の内部が溶け出す「表層下脱灰(ひょうそうかだっかい)」という現象が起きていて、そのまま放置するとやがては歯に穴が開いてしまうのです。
◎初期の虫歯は削らずに治せる
初期の虫歯は、酸によって内部の歯質が溶かされ始めているものの、治療の際に歯を削る必要がありません。
フッ素塗布を行って歯の再石灰化を促すことができれば、その進行を止められるからです。
これが虫歯を初期の段階で発見する最大のメリットといえます。
しずくいし歯科医院でも導入しているダイアグノデントは、歯の表面にレーザーを当てることで虫歯を発見できます。
照射したレーザー光の反応を数値によって確認できるので、虫歯の有無だけでなく、進行度まである程度把握できます。
肉眼では確認しにくかった初期の虫歯や深い溝にできている虫歯に対して、高い効果を発揮できる装置です。
ちなみに、ダイアグノデントで使用するレーザーは、歯やお口の粘膜に健康被害をもたらすようなことはありませんのでご安心ください。
虫歯になると、細菌が作り出した酸によって歯質が溶かされます。
虫歯を治療するためにも歯を削らなければなりません。
そうして失われたエナメル質はもう二度と元には戻らないということを改めて確認しておきましょう。
初期の段階で虫歯を発見、治療することができれば、かけがえのない歯質も失わずに済むのです。
このように、箕面市のしずくいし歯科医院でも導入しているダイアグノデントを用いれば、初期の虫歯も発見しやすくなります。
その結果、かけがえのない歯質を失わずに済みますので、皆さんも積極的に定期健診・メンテナンスを受けるようにしましょう。
医院名 | しずくいし歯科医院 |
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院長 | 雫石 毅 |
所在地 | 〒562-0001大阪府箕面市箕面6-9-6 箕面しずくビル1F |
電話番号 | 072-724-8341 |
URL | https://www.8341shizuku.com/ |
業務内容 | 歯科・小児歯科・矯正歯科・ホワイトニング・予防治療・歯周病治療・口腔外科・インプラント・義歯治療 |
説明 | 阪急箕面線「箕面駅」より徒歩5分、土曜も診療している歯医者【しずくいし歯科医院】です。当院では、安心して治療を受けていただくのはもちろん、リラックスしていただけるように、院内環境にリラクゼーション要素も取り入れ、「癒し」をテーマに患者の皆さまにとって居心地の良い医院作りを目指しています。 |