歯の豆知識
矯正専用のエックス線写真「セファロ」で精密診断
2021年8月16日
皆さんこんにちは。
しずくいし歯科医院です。
歯並びの異常というのは、見えている部分だけに目が行きがちですが、実は顎の骨の形やサイズ、上下のバランスなどが重要な要素となっています。
ですから、矯正治療を行う上で、頭から顎にかけてのレントゲン撮影は欠かすことができません。
これを専門的には「セファログラム」といいます。
今回はそんな矯正専用のエックス線写真のセファロについてわかりやすく解説します。
セファログラムとは、「頭部エックス線規格写真」と呼ばれるもので、その名の通り頭から顎、首までが撮影対象となるレントゲン写真です。
一般のむし歯治療や歯周病治療では撮影することのないものなので、初めて知ったという方も少ないことでしょう。
そもそも当院のように、矯正治療に力を入れている歯医者でなければ、院内に完備していないことがほとんどです。
セファログラムでわかるのは、骨格的な異常です。
例えば、出っ歯ひとつとってみても、原因はいくつかに分けられます。
最もポピュラーなのは、上の顎が前方に出ているケースですね。
上顎骨が大きすぎたり、長すぎたりすると、そのような症状が現れます。
次に、上の顎が正常であっても、下の顎が相対的に下がっている場合も出っ歯の症状が現れます。
両者はともに、上の前歯が前方に突出しているような状態となりますが、根本的な問題が大きく異なることから治療法も変わってきます。
意外に思われるかもしれませんが、子どもの矯正では「手根骨(しゅこんこつ)」と呼ばれる手の付け根にある骨もレントゲン撮影します。
この骨は、子どもの成長段階を見極める重要な指標となるため、セファロで撮影することは非常に重要です。
これからお子さまに矯正治療を受けさせようと検討中の方は、セファロを導入している当院までご相談ください。
ちなみに、セファログラムでは、複数枚のレントゲン撮影を行いますが、健康診断で受ける胸部X線と比べると、被ばく量は1/5~1/10程度となっているのでご安心ください。
このように、当院には矯正専用のエックス線写真「セファログラム」が完備されておりますので、精度の高い矯正治療が可能となっております。
医院名 | しずくいし歯科医院 |
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院長 | 雫石 毅 |
所在地 | 〒562-0001大阪府箕面市箕面6-9-6 箕面しずくビル1F |
電話番号 | 072-724-8341 |
URL | https://www.8341shizuku.com/ |
業務内容 | 歯科・小児歯科・矯正歯科・ホワイトニング・予防治療・歯周病治療・口腔外科・インプラント・義歯治療 |
説明 | 阪急箕面線「箕面駅」より徒歩5分、土曜も診療している歯医者【しずくいし歯科医院】です。当院では、安心して治療を受けていただくのはもちろん、リラックスしていただけるように、院内環境にリラクゼーション要素も取り入れ、「癒し」をテーマに患者の皆さまにとって居心地の良い医院作りを目指しています。 |