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むし歯にならない習慣

2021年7月19日

皆さんこんにちは。

しずくいし歯科医院です。

むし歯は自然に治ることがない病気です。

また、むし歯によって溶けた歯質は、二度と再生しないことから、可能な限り予防する必要があります。

そこで今回は、むし歯にならないために身に付けるべき習慣をわかりやすく解説します。

むし歯にならないためには、毎日の歯磨きを正しい方法で実践することが何より重要です。

ともすると我流になりがちな歯磨きは、定期的にプロフェッショナルからのアドバイスを受けることが大切です。

いわゆる“ブラッシング指導”を受けて、ご自身に最適な歯磨きの方法を学びましょう。

むし菌は、砂糖（スクロース）に代表される糖質のみエネルギー源にできます。

タンパク質や脂質が存在していても、身体の中に摂りこむことができないのです。

そのため、糖質の摂取量を控えた食習慣を身に付けることで、むし歯のリスクは大きく減少します。

歯が溶ける現象を「脱灰（だっかい）」といいます。

脱灰は、歯に対して酸性の刺激が加わることで生じるのですが、それはむし歯菌が産生した酸に限りません。

例えば、スポーツドリンクを頻繁に口にしていると、お口の中のpHが酸性へと傾き、歯が溶けやすくなります。

そうした歯の特性を理解した上で、飲み物や食べ物を口にするタイミング等に気を配りましょう。

毎日行う歯磨きでは、フッ素入りの歯磨き粉を活用しましょう。

フッ素には歯の再石灰化を促す作用が期待できます。

それに加えて、歯科医院でのフッ素塗布を定期的に受ければ、むし歯予防効果もさらに高まります。

このように、むし歯にならないためには、いくつか身に付けるべき習慣があります。

それらをしっかり継続することで、むし歯のリスクは大きく減少します。

全身の健康にとっても良いことばかりなので、積極的に実践していきましょう。